初ママいちねんせい

 

熱の出る病気 

 

 

 
かぜ症候群

◆原因

400種以上のウイルスの感染によって起こります。

 

◆症状

最初はくしゃみや鼻水、熱やせきが出ます。ウィルスの強さにもよりますが、だいたい2〜3日で熱などの全身の症状がなくなり、他の症状が少しずつ軽くなってきます。

 

◆病院へ行く目安

哺乳量が減ったり、鼻づまりがひどくて呼吸が苦しそうな場合。3日以上たっても熱が下がらないときや、症状がひどくなる場合はなるべく早めに受診するようにしましょう。

 


インフルエンザ

◆原因

インフルエンザウィルスA型・B型が感染して起こります。感染力の強いウイルスなので家族や集団内で流行します。

 

◆症状

発熱、鼻水、くしゃみ、せきなどのかぜと同じような症状が出ます。熱は39〜41度の高熱が出て頭痛、関節痛など全身のだるさなどを伴います。赤ちゃんや幼児などはぐったりしたり、機嫌が悪くなったりし、下痢や嘔吐などの消化器症状を伴うことがあります。

 

◆病院へ行く目安

38・5度以上の熱が出たり、せきがひどくて寝れなかったり、また激しい下痢や嘔吐が続く場合は早めに受診するようにしましょう。

 


ヘルパンギーナ

◆原因

コクサッキーウイルスやエコーウイルスの感染によって起こります。潜伏期間は3〜5日。

 

◆症状

どの奥に小さな水疱が現われます。水疱は破れて潰瘍になり、痛くてすごく不機嫌になります。つばを飲み込めずよだれが増えて、食欲が落ちてしまいます。熱は1〜4日で下がり、口の発疹も熱が下がった2〜3日以内に治まります。

 

◆病院へ行く目安

熱が高い、痛みがひどい、嘔吐が続くときは早めに受診するようにしましょう。

 


おたふくかぜ

◆原因

ムンプスウイルスに感染して2〜3週間後に発症します。感染しても症状が現われない(不顕性感染)ことがよくあります。

◆症状

突然耳の下からあごにかけて腫れ、病気が始まります。両側が腫れることが多いですが、片側だけが腫れることもあります。発熱は50%程度に見られ、腫れはだいたい3日から10日以内に治まります。

 

◆病院へ行く目安

腫れがひどいとき、口を開けたときに痛がるとき。


プール熱

◆原因

アデノウイルスの感染が原因で起こります。プールで感染することが多いのでこの名前があります。潜伏期間はだいたい5〜10日です。

 

◆症状

突然38〜40度の高熱が出て、喉が赤く腫れ、目が充血します。せきが出て、肺炎を併発したり、胃腸炎になり下痢をすることがあります。症状は長引きがちで熱が7日前後続くことがあります。

 

◆病院へ行く目安

高熱が続くとき、目の充血がひどいとき。


熱性けいれん

◆原因

原因はよく分かりませんが、38度以上の熱が急に出たときに、けいれんが起こります。生後6ヶ月から5歳ぐらいまでに起こりますが、最も起こりやすいのが、1〜2歳前後で家族の中に熱性けいれんを起こした人がいる場合に起こりやすいといわれています。

 

◆症状

高い熱が出る直前、体が震えるような状態のときに、全身性のけいれん(ひきつけ)が起こります。手足をぴんと伸ばして、全身が硬直します。唇や皮膚の色が紫色(チアノーゼ)になり、白目をむきます。けいれんは多くの場合は、1〜2分でおさまります。

 

◆病院へ行く目安

初めてけいれんを経験したときは、けいれんがすぐにおさまっても、意識が戻ったら受診するようにしましょう。けいれんが10分以上続いたり、一度おさまったのにまたけいれんが起こる、意識が戻らないようなときは急いで受診しましょう。



尿路感染症

◆原因

大腸菌などの腸内細菌が、腎臓、膀胱、尿度などの尿の通り道に入って感染します。

 

◆症状

赤ちゃんでは、風邪症状もないのに、高い熱が続いて、機嫌が悪くなります。またときに吐いたり、血尿が出ることがあります。

幼児では、熱が出て、おしっこの回数が増えたり、おしっこをするときに痛がったりします。また血尿が出ることがあります。

◆病院へ行く目安

原因不明の熱が続いたり、おしっこの回数が増えたり、血尿、排尿痛がある場合は受診するようにしましょう。

 


突発性発疹

原因

ヒトヘルペスウイルス6型や7型の感染によって起こります。潜伏期間は1〜2週間です。

 

◆症状

突然の高熱で始まり、39〜40度の熱が3〜4日続き、いきなりさがるのと同時に背中やお腹に発疹が現われます。かゆみはありません。3〜4日たてば跡を残すことなく発疹は自然となくなります。下痢や嘔吐を伴うことが20%程度あります。

 

◆病院へ行く目安

熱が38・5度以上になったときは受診するようにしましょう。


風疹

◆原因

風疹ウイルスの感染によって起こります。潜伏期間は2〜3週間です。

 

◆症状

微熱や倦怠感が続いた後にピンク色の細かい発疹が顔から全身にかけて広がります。発疹と同時に40%程度に微熱〜高熱が出ますが、だいたい1〜3日で下がり、発疹も3日で消えます。

 

◆病院へ行く目安

発疹が出た場合は受診するようにしましょう。


みずぼうそう

◆原因

水痘・帯状疱疹ウィルスが原因で起こります。感染してから発症するまでは2〜3週間です。

 

◆症状

熱で始まることがありますが、出ても38度程度で、出ないこともあり、赤い小さな発疹で気づく場合が多いようです。最初は虫刺されのような感じですが一晩のうちにかゆみを伴う数ミリの水疱になり、3〜4日かけて全身にひろがります。発疹は背中やお腹などに多く、頭皮や口の中にできることもあります。できた順に7日前後でかさぶたになります。発疹はかゆく、不機嫌になったり、眠れなくなったりします。また口の中にできると痛くて食欲が落ちることがあります。最初の発疹から1〜2週間かけてすべてかさぶたになり、そうなれば人にはうつりません。

 

◆病院へ行く目安

髪の毛の中に発疹が出るときは受診するようにしましょう。


はしか(麻疹)

◆原因

麻疹ウイルスの感染が原因で起こります。潜伏期間は10〜12日です。

 

◆症状

38〜39度n熱やせき、目やにが出始めます。この期間をカタル期と呼び、風邪と区別がつかないうえに、もっとも感染力が強いです。発病3〜4日前からも感染するので、かかった子と遊んでうつるケースが多いです。

2〜3日間カタル期が続き終わりごろになるとほおの内側に白いブツブツがあらわれます。これが見つかると麻疹と診断がつきますが、わずかな期間しかあらわれません(1〜2日)このころ一時的に熱が下がりますが、また熱が上がります。耳の後ろや首の後ろあたりから発疹が現れ、2〜3日にかけて全身にひろがります。

合併症を起こさなければ、高熱は4〜5日で下がり回復していきます。発疹も徐々に色あせて、2週間ほどで消えていきます。

 

◆病院へ行く目安

38・5度以上の熱が続く、発疹がでた、麻疹にかかった人と接触した場合は受診するようにしましょう。


    

 

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