初ママいちねんせい

 

抗生剤について 

 

−抗生剤には病原体を殺すものと増えるのを防ぐものがある−

感染症を治療するためには、まず、病原体を直接やっつける薬がもっとも有効です。それと同じように、病原体を殺さなくても増えるのをおさえることができれば、自分が持っている免疫力で病気を治すことができます。抗生剤には大きく分けると、細菌を直接殺す働きのある薬と、細菌の働きを弱めて増えないようにする働きのある薬の2種類があります。

 

 

−抗生剤は最後まできちんと飲むことが大切−

ある程度、症状がよくなると抗生剤の服用を止めてしまいがちになりますが、症状が軽くなっても、細菌が完全に死んだとはいえません。完全に菌がなくなるまで薬を飲まないと病気が再発してしまうことがあります。また、残った菌がその薬に対して抵抗力を持つ、耐性菌というものに変わります。中途半端に薬を使ってしまうと、細菌に予防接種をしたのと同じ状態になってしまいます。症状が軽くならず、抗生剤が効いているとは思えないときに、長期間飲み続けるのもよくありません。抗生剤は普通2〜3日分ずつ処方されることが多いようです。薬がなくなる頃にきちんと診察を受けて、同じ抗生剤を飲み続けていいのかお医者さんに診断してもらうことが大切です。そして効かないからといって勝手に飲むのをやめることがないよう、出されて抗生剤は最後まで飲みきるのが原則です。

 

 

−抗生剤の副作用は下痢が代表的−

抗生剤の副作用でもっとも多いのが下痢です。抗生剤は腸の中にいる腸の吸収を助ける善玉の細菌までやっつけてしまいます。そのため、腸のバランスが崩れてしまい、下痢をしてしまいます。薬をやめてしばらくすると、自然に治るので心配はいりません。また下痢のほかに発疹が出る人もいます。この場合も薬をやめると治るので軽い場合は心配いりません。発疹がひどいときは、薬を替えるようにします。

ごくまれに、アレルギー反応として、強い反応の発疹や結膜の充血や口の中の粘膜が荒れるなどの症状が出る場合やショック症状を起こすことがあります。家族の中に抗生剤にアレルギーのある人がいる場合は、医師に相談するようにしましょう。

    

 

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