初ママいちねんせい

母乳と粉ミルク

 母乳は生理学的に見ても赤ちゃんにとって最高の栄養源です。特に生後1週間ぐらいの間に出る初乳には免疫物質が含まれているので細菌感染から赤ちゃんを守ってくれるとってもいい母乳なのです。母乳はできることなら飲ませてあげるのが一番ですが、全てのママが十分な母乳が出るわけではありません。また仕事復帰をされるママは母乳だけの育児は難しくなってしまいます。

 今ではミルクの栄養分は母乳と同じぐらいの栄養分があります。母乳の出が悪い人、医学的な理由であげることができない人などがいると思います。そんなママは安心して粉ミルクに頼りましょう。しかし、母乳の出が悪いからといってすぐに諦めるのではなく、マッサージをして赤ちゃんにおっぱいをあげるようにすると次第におっぱいが張って出てくるようになります。母乳は経済的にも、また作る手間がいらない最高の飲み物です。


 

 

 

 

■初乳について

出産後、4〜5日の間に出る母乳を「初乳」といいます。これは通常の母乳に比べて黄色でネバネバしたような感じです。初乳には妊娠中にママのへその緒から十分に送りこむことができなかったものが含まれています。その物質には赤ちゃんの腸を様々な感染から守ってくれ、消化管から菌が進入するのを防いでくれます。初乳には細菌の繁殖を防ぐラクトフェリンという鉄を含むたんぱく質も豊富に含まれています。

 

■粉ミルクについて

現在のミルクの成分は母乳とほとんど変わらないくらいに進歩しており、赤ちゃんに必要な成分をバランスよく配合しています。母免に含まれている免疫物質を人工的に作ることができないので、そこは母乳にはかないません。しかしある程度の免疫はママの胎内にいる間にもらっているので、母乳を飲まなくてもミルクでもしっかり育つことができます。

〈粉ミルクのメリット〉

 ・パパにミルクをあげるのをお願いできる。

 ・飲んだ量を確認できる。

 

■母乳の出が悪いときはミルクとの混合に

おっぱいを飲んでから1時間以内に赤ちゃんが泣いてしまうようなら、母乳が足りていない可能性があります。その場合は、母乳のあとにミルクを飲ませる混合栄養にするといいでしょう。ミルクを足す場合は、先にミルクをあげるのではなく、必ず母乳をあげてからミルクをあげるようにしましょう。赤ちゃんがおっぱいを吸う刺激によって、母乳の出がよくなるからです。

 

 

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