■肌の様子 生後2〜3日ごろから、肌の色が黄色みをおびてきます。「新生児黄疸」といって生理的なものです。だいたい2週間ぐらいで消えます。お尻には「蒙古斑」といって青く見える部分があります。これは年齢が進むについれて薄くなり、消えていくので心配いりません。
■呼吸や脈拍 生まれたばかりの赤ちゃんは、まだ肺も心臓も小さいので大人とくらべて呼吸数も脈拍も多くなります。だいたい呼吸数は1分間に40ぐらいで、脈拍は120〜140ぐらいです。授乳や泣いたときは呼吸数も脈拍数も増え、体温も上がります。
■体重 生まれてから体重が一時的に減ります。これは、子宮の中では羊水に浮かんでいるので余分な水分をもらって生まれてきます。その水分がおしっこや汗などで排出され、またおっぱいが十分にまだ飲めないので減ります。出生時の10%くらいまでの減少は特に心配はいりません。だいたい1週間から10日くらいで元に戻ります。
■へその緒 へその緒は生後1〜2週間ぐらいで自然に取れます。とれた後、3〜4日で乾きますが、乾かずそこに細菌が感染したりして炎症を起こした場合、ジクジクしたり、血がにじんだりします。その場合は、小児科のお医者さんに相談するようにしましょう。また、赤ちゃんのでべそは放っておいても治ることがあるので様子をみるようにしましょう。心配な場合は乳児健診の時に相談するといいでしょう。
■体温 大人とほとんど同じです。しかし皮膚が薄いうえに皮下脂肪もあまりないので、大人と同じように体温を調節する機能がうまく働かないのでまわりの温度に左右されます。暑すぎたり、寒すぎたりしないように気をつけるようにしましょう。
■髪の毛 髪の毛は生まれた時からたくさん生えている子もいれば、ほとんど生えていない子もいます。生まれていたときに生えていた髪の毛は弱い毛であり、だいたい生後8ヶ月ごろまでにはしっかりした髪の毛が生えてきます。生まれたときに髪の毛が少なくても心配はいりません。
■うんちとおしっこ 最初に出るうんちはネバネバした黒いウンチをです。これは24時間以内にする「胎便」と言われるウンチです。体内にいたときに飲んだ羊水の内容物や腸の粘膜などに胆汁の消化酵素が混ざって黒くなったものです。胎便が出た後、やがて少しずつ黄色みをおびたウンチになっていきます。回数や便の様子は個人差があります。 おしっこはまだ膀胱の容量が少ないので1日に十数回します。オムツを替えるたびにウンチやおしっこをしている場合がありますがこれは普通であり、おしっこの量や回数があまりにも少ない場合は母乳不足が考えられます。
■目と耳 明るい、暗いはよくわかりますが、ぼんやりと見えている状態です。耳は生まれたばかりの赤ちゃんでもよく聞こえています。お腹の中で聞いていたママの声が大好きなので、たくさん話かけるようにしましょう。
■頭 頭のてっぺんにひし形の隙間があり、さわるとやわらかくてペコペコしています。これは「大泉門」といいます。この隙間はこれからの成長に備えるためのものです。だいたい1歳から1歳半ぐらいで閉じます。
■姿勢 生まれたばかりの赤ちゃんの姿勢はWとM。腕はW字型で足はM字型。手は軽く握っています。
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